PS朱紅い雫
外伝-ミッシェルさんを特訓しよう-
-1-確かにAI戦闘は楽なんだけど・・・ 2003.3.4
ヴァルクドの町へ出て、宿屋でマーティ、ラエルと別れる。彼ら、去り際に一言言ってくれるのだけど、それが結構ジンと来る。またあとで組もうね。
さて、ヴァルクドとセータの仕事にかかろうか。「オテロ氏の依頼」でセータへ行くことにした。ところが町を一歩出た途端、目の前にラケルタ竜が!アヴィンのセリフからして仕事っぽい。そんな仕事あったかなぁ…と思いつつ退却して斡旋所で確認。ない。街道の魔獣退治はヴァルクド-ブリザック間のしかない。
ガイドブックを見たら「ラケルタ竜退治」はセータの仕事だった。つまりルティスを仲間にした後、転移門でヴァルクドを脱出しないと受けられない仕事だったみたい。・・・そっか。では遠慮なくさくっと。「エアリアル・ラブリス!」
セータで酒場にいる被依頼主に荷物を渡した。ふと前を見ると、どっかで見たことのある爺さんが……。いやでもこの人はバロアに居たんじゃなかったっけ。今定期船は海賊に一隻沈められちゃったせいで運航の見通しが立たないんじゃなかったっけ。あんたどうやって海を渡ってきたんだ?
セータでも仕事を受ける。「斥候鳥退治」ドークス方面出口のおじさんはぜひ声を掛けてやってください。「女の子救出(シャッカ洞窟)」を済ませたら少しレベルが上がり意気揚揚とセータへ戻ったけど、そう言えばここにはソードギルドもマジックギルドもない。魔法を覚えたかどうかわからない~(涙)。やはり根城はヴァルクドにしないとダメね。最後の仕事のつもりで「黄金の彫像奪回(バルファ洞窟)」を受けたけど、入口で魔法を唱えられて進めなかった。これはサイレスが使えないとこなせないのでした。
「ところでミッシェルさん、魔法の減りが異常に早くないか?」
「そうですか? エアリアル・ラブリスは10ポイント使いますからね。しかも一度に二発放てますし。MP137ですから、一ターンで二発づつ放ったら6回と半分でMP切れですね。」
「は、早すぎ……。それにさ、魔獣の残りHPが一桁しかなさそうな時までエアリアル・ラブリスを見舞うのはどうなんだ? 勿体無くないのか?」(いや、アヴィンがみみっちいだけじゃ……。)
「テントを持っていますし、いいじゃないですか。」
「そうかなあ……。」
-2-遥かなるブリザック・・・ 2003.3.5
しかし、HPが低いまま先へ進むのは好みじゃない。バランスは良い方がいい。 なのでMPが切れた後もアヴィンのMPがなくなるまでテント休憩をお預けにした。
そしたら、自動バトルにしておいたんじゃミッシェルさんが危なっかしくてしょうがない。ミッシェルさん、MPのあるうちは無敵なんだけど、MP切れるとただの人なんですよね…。しかも行動力を底上げしてあるから、アヴィンが回復しようとしても全然追いつかない。そのうちにHPを削られて(自動でアイテムは使ってくれない)気絶するんだよね。ブリザックへ行く道はコンペだらけ。奴らの魔法は結構遠距離でも届くから、一人で飛び出すミッシェルさんはいいカモで。ああ、会わせたい奴がいるのに突破できないよ。
「あーっ、もう。そんなに先行したら俺が追いつかないだろうっ! 魔獣に囲まれたらどうするんだよ!」
…これじゃあまるでラエルのセリフだ……。
「ああ、そうですね。」
「プレアラの護符、持っているだろう。攻撃にばっかり気を使わないで、自分のHPも気にしてくれよ。」
「すみません。」
「…悪いけど、ウインドメダル返してくれるか。」
ウインドメダル(行動力+15)装備しても、まだミッシェルさんのほうが早いけどなー(笑)。
それでも差が30縮まるとアヴィンが追いつきますね。
そんなこんなで、結局自動バトルは断念。手動で戦うことにしました。
-3-真実を求めて 2003.3.6
ヴァルクドの斡旋所の仕事を制覇。このあたりの魔獣はひときわ強く、お陰でレベルアップもサクサクと進みました。 「モデル求む(要ラエル)」「蒼角カエル退治」「エイフ洞窟探索」「盗掘家退治」「マクラ-ンの依頼」「ダン老人救出(オーオス洞窟)」。 とくに「盗掘家退治」の舞台のアイトン洞窟は強敵揃いで、ここでついにミッシェルさんはLv.28に!ヴァルクドの魔法ギルドで、念願のリーン・カルナシオンを授けてもらいました。
そう言えば、魔法ギルドの受付の人、性別はどちらなんでしょう? 一見女性に見えるのですけど。
ゲームでは 「貴方にリーン・カルナシオンを授けましょう。」で終わっちゃうけど、
実際は習得のために手取り足取り(?)教えてもらうんでしょうね。なんか、とっても上機嫌なミッシェルさんを想像してしまいます。ふと気付くと、アヴィンの剣術レベルも26になっていました。持ち金も貯まり、アヴィンには名剣ブリューナクを。ミッシェルさんは…貴方は借り物で良いですよね。持ち逃げするし。
さて、そろそろ北上してドークスへ向かう時が来たようです。
途中、セータの「白銀の杖捜索」を受けました。ここも魔獣のレベルが高く、ガシガシと稼がせてもらいました。
ドークスで御神木の柊の葉をもらったら、港へ向かう前にミッシェルさんの装備を見直しましょう。さっさと初期装備に戻すも良し、懐事情によっては丸裸にして放り出すのも一案です。彼は戻ってきませんし、小船に乗った後では取り返せませんよ。ついでにセーブも強く強くお奨めします。
アヴィンの前で本気の力を惜しまず使うミッシェルさん。
真実の島へ着いて、ルティスの心配より島そのものへの好奇心でわくわくしているミッシェルさん。
シャリネと同じ力が流れていると言って、アヴィンに託宣を見せてくれたミッシェルさん。
アヴィンとマドラムの対決を、強引に阻んだミッシェルさん。
語り尽きないのですが、どう言葉を尽くしても、この人の魅力は語りきれない気がしてしまいます。
ガウェインの船で(プラネトス号、舳先にトーマスが。)ヴァルクドに戻るアヴィンたち。ルティスの呪いは解かれ、部屋に安堵の空気が流れます。
「では、私はこれで。」
いとまごいをするミッシェルにアヴィンはびっくり。プレイヤーもびっくり(笑)。
一度国へ戻ると言うミッシェルさん。トーマスのガガーブ横断を手伝う時には来てくれるのだそうです。一体いつの間にそんな約束を…。ともあれ、これでお別れです。
最後のレベルはこんな感じ。ミッシェルさんはステータスアップの殆どを魔力増強に使いました。
名前 | Lv.武術/魔術 | HP/MP | 攻撃力 | 防御力 | 技能力 | 行動力 | 魔力 | 魔防御 | 精神力 | 移動 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
アヴィン/最初(基本値) | Lv.20/14 | 150/108 | 64 | 59 | 67 | 68 | 56 | 58 | 35 | 4 |
アヴィン/最後(基本値) | Lv.26/17 | 181/125 | 86 | 77 | 78 | 85 | 61 | 67 | 40 | |
アヴィン/最後(+装備) | 196 | 87 | 90 | 100 | 61 | 67 | 56 | |||
ミッシェル/最初(基本値) | Lv.12/16 | 94/137 | 50 | 49 | 50 | 53 | 75 | 45 | 41 | 5 |
ミッシェル/最後(基本値) | Lv.22/28 | 185/196 | 73 | 70 | 70 | 80 | 137 | 65 | 69 | |
ミッシェル/最後(+装備) | 93 | 104 | 75 | 110 | 147 | 77 | 79 |
-4-補足 2003.3.25
語り忘れておりました。
充分にレベルを上げたあと、ブリザックへ赴きました。もちろん、トーマスに会えないかな~という下心での遠征です。
さて、港への道すがら、トーマスに熱を上げるお嬢さんに出会いました。ホルス嬢の、いかにも追っかけしてますわ~v という言葉を聞くにつけ、『トーマスってきっと彼女らから逃れるために、遠くへ行きたかったに違いない。』と思ってしまいます。船員酒場を張って(?)いるリメーン嬢の方は、どっちかって言うと忍ぶ恋って感じかな。でもトーマス直々にお説教されなければ家に帰らないとかいった意固地さも併せ持っていそうです。
さて、リメーン嬢はいるんだけど、肝心のトーマスは・・・・・・いない?
波止場にも行ってみましたが姿は見えず。しかたなく船員酒場にとって返して、おやじさんに声を掛けました。
「トーマスの夢は、怒りの海を越えて東の世界へ行くことなんだよ。こいつならやるかも知れないなあ。」
こいつって、・・・おやじさんの前には誰も座っていないんですけど(^^;)。
確かルティスを連れて来ると、おやじさんの前で飲んだくれているんだよね。(そしてルティスを肴にアヴィンをからかう。)
ということは、わざわざ席をはずさせているのかしら。 世界を越えた出会いはプラネトス号の上で決まりって事でしょうか。でも、ミッシェルさんは彼のことを小耳に挟むことは出来たわけですね。アヴィンとおやじさんの会話にはっとして、耳をそばだて、一言も聞き漏らすまいとするミッシェルさんが思い浮かびますv
次は-なるか、リーンカルナシオン三連発-をお送りします。
前半マイルの魔法を封印していたので、引き継いだルティスのレベル上げがすごい事になってます(笑)。